起業するまでの人生を振り返る11(WAVE1編)
目次
CAT起業物語17日目😼
その日僕は請求書を渡す為にライオン防災の事務所に行ってました。郵送せずに直接渡しに行く理由は井上さんと話が出来るからです。
井上さんにネコ防災の近況報告や仕事について色々と話し込んでました。2時間ぐらい話をしてしまったのでもうそろそろ帰ろうかなと思った頃井上さんが急に言ってくれました。
井「あ!そういえば赤川くんってブログとか読んだりする?」
赤「うーん、あんまり読まないですねー。」
井「実はWAVE1っていう防災の会社があるねんけどそこの吉村社長って人が凄くて、その人のブログ最近よく読んでるねん」
赤「へーそうなんですね。なんか防災屋っぽくない社名ですね。笑」
井「せやろ。しかもその人嫁おるのに10万円だけ握りしめて東京に行って0から独立したらしい。ほんで今20人以上の規模の会社に成長させて毎月最低1人は社員増えてるらしい!すごくない!?」
赤「…え!?どういうことですか??僕の頭じゃ理解が追いつかないです。そんな凄い人が本当にいるんですか?」
井「て思うやん?で俺こないだ会ってきた。シンポジウムでたまたま会えてそっから飲みも行ってきた。ファンですって言ったもん笑」
赤「相変わらず井上さん行動力ありますね。笑」
井「しかもその社長、赤川くんと歳も近いんじゃないかな?」
赤「本当ですか?ちょっと帰ってから見てみます!」
僕はその話を聞いた時最初は半信半疑でした。でもすごく興味をひいたので帰ってすぐに調べました。
WAVE1と検索するとすぐに吉村さんのブログに辿り着けました。まず「消防業界の革命児」というフレーズが目に飛び込んできました。
インパクトあるなぁ。。と思いました。そしてブログを一気に読み進めました。

WAVE1吉村社長のブログ
https://wave1-group.com/
感動しました。それと頭を電工ハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました。
井上さんの言ってた通り、吉村さんは大阪出身でとにかく無策で上京し、そこから消防設備業の良さに気付き、起業してました。しかも僕と同い年でした。
そして1番衝撃だったのが「35歳までに消防設備業界No. 1になる」という目標を掲げてることでした。
僕の中の常識ではひとつの町の防災屋がメーカー含めた老舗の防災屋を超えようなんて天地がひっくり返っても無理だと思ってました。なので正直最初は「この人頭大丈夫か?」と思いました。ぶっ飛んでるなと思いました。
でも読み進めていくうちに僕のその考えは浅はかだったなと思い知らされました。
吉村社長の思い描くプランが予想以上に壮大でした。そして可能性を感じました。
僕はすぐにSNSで吉村社長を見つけフォローしました。
そして数日後、思い切ってメッセージを送ってみました。
赤「はじめまして!ネコ防災の赤川と申します!ライオン防災の井上さんを通じてWAVE1さんの事を知りました!ブログいつも見てます!」
吉「ありがとうございます!井上社長のお知り合いだったんですね!よかったら一度ご飯でも行きませんか??」
びっくりしました。吉村社長の方からご飯に誘ってくれました。しかも具体的な日程もすぐに提案して下さって行動力を感じました。
そして吉村社長と初めてお会いする日がやってきました。。2020年2月28日でした。








WAVE1吉村社長のブログ
https://wave1-group.com/6554/
吉村さんのブログから引用させてもらいましたが熱が伝わると思います。
衝撃でした。消防設備業界にこんな革新的が人がいるんだなと思いました。
↓その時の僕の感想

そして僕はスイッチが入り、こんな事を決意しました。
『消防設備業界を変えたい』
正直、消防設備業界は昔気質な体質がまだまだ残っています。激務に苦しんでいる人もまだまだたくさんいるでしょうし、実力があるのに死んだ目をして毎日働いてる人もたくさん知っています。そんな人たちを救いたいと思いました。
そして何より、この消防設備業界に恩返しをしたいという気持ちになりました。
人生の途中でレールを踏み外し、腐りかけた僕を蘇らせてくれたこの仕事に今は感謝しかありません。
そしてその恩返しとは
- 新たなシステム、サービスを創造し、労働環境を向上させ、働きやすくする。
- 消防設備業界の認知度を上げて人気の職種にし、業界を盛り上げる。
これだと思いました。
そんな気持ちを持つには持ってはいましたがどう形にしていいか分かりませんでした。
でも吉村さんと出会って吉村さんの発信や行動を見て確信しました。
動かないと何も始まらないと。
ただ独立してフリーランスでやるだけじゃもう物足りなく感じるようになりました。
ネコ防災を組織化しよう。そしてWAVE1を横から指を咥えて眺めてるだけじゃなくて、一緒に走ろう。そして超えよう。そう思いました。
その結果、のちに社名をCATに変えることに繋がります。
その日から知り合いから目付きがなんか変わったな、と言われるようになりました。自分の中でギアが上がってました。
しかし自分1人では何もできない。仲間が必要だと思いました。そんな中ある男から連絡が来ました。
〜次回へ続く〜