起業するまでの人生を振り返る12(松本加入〜まとめ編)
目次
CAT起業物語19日目🐱
高い志を持ったものの、どう動くべきか迷っていた僕に電話がなりました。松本三誠(まつもとさんせい)からでした。
三「赤さん、お疲れっす。話があるんやけどいいかな?」
その時のネコ防災の状況は僕1人だけでしたが、土日等で人手が要る時は業者さんや友人に応援要請をしてました。その内の1人が松本でした。
三「実は色んな理由で今の会社を辞めようと思ってる。その後、よかったら赤さんと一緒に働きたい。バイトやけど一緒にやってて働きやすいと感じた。」
赤「え?まじですか?めっちゃ嬉しいです!!」

ビックリしました。松本は結婚してて嫁も居るし年齢も40です。(子供はいません)
そんな中僕みたいな駆け出しにリスクを承知で入ってくれるという気持ちに驚きました。
話を深く聞いていくと今の会社で相当辛い思いをしているようでした。僕も数年前まで同じような状況だったので気持ちは痛いほど分かります。
松本は発電機の営業をしてました。元々はポリテクセンターの電気設備科からの付き合いです。第二種電気工事士を所有していたのですぐに消防設備点検資格者の講習を受けにいくことが出来ます。これはかなりデカいです。
しかしそれ以上に僕は松本の人間性が好きでした。人懐っこくて年齢を感じさせない雰囲気を持っていて、なおかつ僕よりすべてにおいて丁寧です。A型って感じです。笑
その後、話し合いの結果松本は7月以降の正式加入ということになりました。
それまで彼なりに資格の取得を目指したり、消防設備について学ぼうという姿勢で居てくれています。本当に嬉しいです。
これまでを振り返った理由
そして、今に至ります。
これまで長々と人生を振り返った理由としては、過去の自分の弱かった所、ダメだった所、努力した所、挫折した所など一度洗い出して、今現在の自分の立ち位置を正確に掴みたかったからです。そうすることでスッキリとまた新たな一歩を踏み出せるんじゃないかと思いました。
「逃げる」ということ
僕の人生はこれまで「逃げに逃げた人生」でした。その結果分かったことがあります。
それは
「辛かったら別に逃げてもいい」
ということです。追い詰められて死んでしまうぐらいなら逃げたほうがいいです。死ぬこと以外かすり傷って言葉もありますよね。
しかし
「逃げたら逃げただけあとからツケが回ってくる。その分倍努力しないといけない」
ということも深く学びました。
逃げることは悪いことではない。でもその分努力しないと這い上がることは難しいというのが今の僕の結論です。(何年か後にはまた考えが変わっているかもしれませんが)

自分の気持ちに素直になる
時には歯を食いしばって立ち向かうことも必要でしょう。でも自分が本当にやりたい事、目指したい事なら少々の困難も苦労にはなりません。今の僕が正にそうです。
会社を辞めようと思ったときから僕は自分の気持ちに素直に行動するようにしました。2つの道があればなるべく面白そうな道を選ぶ。たとえそれが困難そうな道であってもです。
あとは人に必要以上に媚びることも辞めました。自分の気持ちを押し殺して人に媚びてまでじゃないとできない仕事なら断る勇気も持てるようになりました。もちろんそれが出来るのは消防設備業の安定度の高さがあってのことというのもあると思います。
「今この瞬間」という考え方
あるYouTubeの動画で見た内容ですが、夢や目標を持ち、それに向かって努力したり走っている「今この瞬間」が常に幸せという思考に変えました。そうすると、たとえ辛い思いをしてようが、困難だろうが、常に幸せだと感じられるようになりました。
まだまだ未熟ですし、何も達成していませんが、毎日が楽しくなったのは以上のようなマインドになれたからです。
そして
これからも色々な困難がCATに待っているでしょう。しかしそれも物語の大事な1ページです。常に楽しんでいきたいと思っております。
それでは物語に戻りましょうか。
引き続き、CAT起業物語をお楽しみ下さい。