【消防設備士の書評】7つの習慣 ~第6の習慣「シナジーを創りだす」~
消防設備士起業;1219日目
目次
シナジー
本日は7つの習慣 第 6の習慣『シナジーを創り出す』
というテーマでお話をしていこうと思います。
いよいよ終盤戦に突入して参りましたが、
7つの習慣編
長いね・・・と、
赤川、いつまでやってんだ?
と、そんな声も聞こえてきそうですが、
もう少しお付き合いください。
シナジー
また何かよくわからん横文字でできたと。
シナジーってなにそれ?それ美味しいの?という感じなんですけど。
シナジーというのはですね。
相乗効果です。直訳すると。
要は、何かと何かの掛け算。
CAT が書かれているクロスシンキングにも繋がる部分だと思うんですけど。
1が3にも1が5にも、足し算ではなく、
掛け算で増えていくようなイメージになります。
それが人に力を与えて、人々の力を一つにまとめて重要な働きをする
と本書では言われてるわけですが。
シナジー(相乗効果)っていうのは、
まず高い信頼関係が必要であるということですね。
なのでここまでやってきた5つの習慣をしっかりと習得して、
信頼関係また win-win を考える姿勢、
そして相手を理解しようとする努力、
これらが相まってシナジーを創り出す理想的な環境が出来上がる。
と言うことです。
お互いをリスペクトする
シナジーを創り出すコミュニケーションにおいて、
相互関係でそれぞれが出す最初の案よりも、
より良い第3の案を生み出すことができると。
その際に重要になってくるのが、
互いの違いを尊重してお互いをリスペクトすることがシナジーの本質である。
そして逆説的に聞こえるかもしれませんけど、
違いを受け入れて尊重するためには、
お互いが自立していることが必須であると。
きました。自立!
お互いが自立しているからこそ他者を
知的・感情的・心理的に違う存在として尊重できるようになる。
と本書では言われています。
自立って言葉も良く出てきますよね。
最初の依存状態から自立状態になる。
からの相互依存という形で。
まずは自分が(精神的に)自立しているということが大切。
ビジネスにおけるシナジー戦略
シナジーって言葉なんですけど、
ビジネスにおいてどういう風に使われるのかっていうとこなんですけど、
ちょっと抽象的な言葉なんで、
わかりやすく言うと業務提携とか M & A ですね。
買収とか吸収合併とか会社が。
よくあると思うんですけど。
これらは全てシナジー効果を狙ってやられてる経営戦略です。
他にも多角化戦略とかグループ一体経営とかっていう戦略とかもよくあるんですけど、
業務提携することでお互いの近しい業界で
お互いの長所を生かして新しいものを生み出していくみたいな業務提携もあれば、
少し離れた分野で違う客層を取り込んで
新しいジャンル いわゆるBlue Ocean に飛び込んで戦略を練っていく
これもシナジーを利用した経営戦略ですよね。
近年でも色々とあると思います。
中国のハイセンスという会社が東芝の液晶部門と一部業務提携して
東芝の技術をハイセンスの方で活かして低価格で高品質な液晶テレビを
作ったりとかっていう風にしたりしてます。
逆にマイナスなシナジー効果ってやつもあります。
これはアナジー効果と言われます。
掛け算なので片っぽが0だと、答えが0になっちゃうんですよ。
つまりは片方がお互いを尊重した姿勢がない場合、
答えが0になってしまうということですね。
シナジーを作り出して得られるメリットとしては、
まずコストの節約というのがあります。
複数の企業が同じ場所で販売したり同じルートで商品を運んだりする場合でも、
企業ごとに配送作業とか行ったりしますけど、
流通経路とか顧客が同じであればそれを利用して共同で運搬作業などを行うことで、
人件費や運送コストを下げることが出来るっていう一例ですが。
こういうことですね。
あるいは得意先の拡大。
これも例えば関西にめちゃくちゃ得意先がある企業と
関東にめちゃくちゃ得意先がある企業が業務提携するとシナジー効果で
得意先が一気に広がりますよね。
これは簡単にイメージがつくと思います。
あとは時間の節約。
これは新規事業をスタートさせる時とか
新しいシステムを導入する時に専門的な知識とか権限持った人
人材を集めてノウハウとして集めることができるか
ナレッジの共有って言いますけど湯割り知識ですね
知識を会社で貯めておくことで必要な時に
そのノウハウ、ナレッジを使うことができるというような形になります。
これも全部シナジー効果が生まれることですよね。
そして最後の習慣へ
シナジー効果っていうのは今までやってきた五つの習慣の目的なんですよね。
ある意味ゴールみたいなとこがあって
7つの習慣におけるゴールは実はシナジーとも言われてます。
結局シナジーは他者が介入することなのでまずは自分が自立してその後に他者との関係性を
段階を踏んで自分の可能性を広げていくというような本書の結論になるということです。
じゃあ、この本ここで終わりじゃないの?
っていうとこなんですけど実はまだあります。
それが第7の習慣ってわけなんですけど
なぜシナジーで終わりじゃないのかっていうのが次の章の話でさせていただけたらなと思っております。
Slackの話とまとめ
まとめますとシナジーを創り出すというのはシナジー効果(相乗効果)のことです。
シナジー効果はビジネスの場においてよく言われる言葉で
シナジーとは業務提携とか M & A でお互いの可能性を広げる経営戦略の一つである。
という具体例を挙げさせていただきました。
そしてシナジーはその七つの習慣の最終地点一歩手前、ある意味ゴールである。
ということもお伝えしました。
Slackというツールを使って社内で案件ごとにチャンネルを作ってやり取りをしているのですけど
社内用グループともう一個別の社外の人を巻き込んだグループヲ」作って使ってます。
社外の方には社労士さんとかとか採用のコンサルやってくれてる方とかホームページ作ってくれてるシステムエンジニアとか
YouTube の動画の撮影編集やってくれてる方とか保険の代理店の担当者とか
いろんな人を巻き込んでチャットしてるわけですけど
それだけ他ジャンルの人が集まるとなかなか発言しにくいとこはあるんですけど
たまに化学反応してるなと思うわけです。
まさにこれがシナジー効果なのかなと思ってて。
それがものすごい楽しいですよね。
第3の案が生まれる瞬間が間々ありますので
その時にこれが相乗効果かと感じる瞬間はよくあります。
皆さんも一つのジャンルにこだわらず他ジャンルの人とよく絡んでみて
シナジー効果をぜひ狙ってみてください。
シナジーを生み出すためにはまず自分が自立して
今までの習慣をしっかりとマスターしていくことが重要だと私も思ってますので
今後も頑張っていきましょう。